フェンスの向こうにお城と桜。
世界遺産もこうなると味気ないですね。

もうすぐに、大きなイベントがはじまります。
その前・・・柵ができるまでは、この中にいくつかの「ねぐら」がありました。
つい2日前にそうしたかつての「ねぐら」から
畳の上に移られた方が炊き出しに来られました。
昨年の夏、はじめて教会に来られたときには「もういい」と
すべてをあきらめておられた様子でしたが、
ようやく生活保護を申請する気持ちになり
市役所に付き添いさせていただくと、異例の速さで居宅に成功。
今回は教会で希望の握手を交わすことができました。
レインボーにとって、こうした握手ほどうれしいものはありません。
さて、本日の炊き出しは食事に来られた方が約30名、
散髪希望者は11名でした。
人数はいつもよりやや少なめですが
季節がかわって、春物の衣料と「ひげそり」がよく出ました。
メニューはちらし寿司とにゅうめん、


人気の和菓子は桜もちと春らしいメニューが勢ぞろい。
さらに持ち帰り用におにぎりを32個用意しました。
毎回パウンドケーキとお米の配布を担当している
姫路北高の生徒さんたちに“お米はいつ配るの?”なんて
スタッフが心配して声をかけると
「もう少ししたらケーキと一緒に配ります。
お一人にひとつづつ、ちゃんと顔を覚えて渡さないと」
と、しっかり段取りを組んでいてこのうえなく安心。
もう、いてくれないと困る頼もしい仲間です。
そして学校の礼拝をきっかけに、2名の高校生ボランティアさんが
参加してくださいました。
実は、レインボースタッフには2人が通う高校の大先輩が2人います。
若い後輩とこうした場で出会えるのもまた感慨深いものです。
※おっと、このレースの襟と胸のマークはっ!ところで、おなじみのおじさんの一人に「冬でも裸足でスリッパ」の方がいます。
靴下を持って帰っているはずなのに、なぜか会うときはいつも裸足。
なのに、きょうは真新しい靴下を履いているではありませんか!
しかもなんだかお顔もすっきりした感じ。
「足を洗うてもろたんや」
シスターとレインボーのスタッフがふたりががりで
おじさんの足の洗浄を行ないました。

最初は単に汚れているから、という理由でしたが
汚れを洗い流してみると、ひび割れや傷がいくつもあり、
ひどく腫れていたそう。
裸足が好きなのかなぁ、なんて勝手に思っていたのですが
傷の痛みや腫れで靴下が履きづらかったのかもしれませんね。

お湯で丁寧に足を洗い、傷口に薬を塗って
真新しい靴下を履いたおじさんの足は心なしか
腫れもひいている感じでした。
「そうしているのが好きな人だ」というのは勝手な思い込みで
実際に触れてみると、たくさんの傷に驚き、
たくさんの痛みをかかえて
歩いておられたのだということがわかります。
見えていることと、触れてみること
ほんとうに違いますね。