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6月炊き出し報告~11歳から働いていた

6月はいつもより1週間早い炊き出しです。
うーん、どうかなぁ、ちゃんと情報は伝わっているかしらと心配しましたが、会食者は46名。
散髪希望者は14名。

09炊き出しメニュー あじさい
炊き出しメニュー                       季節の和菓子は「あじさい」です
ごはん・肉じゃが・秋刀魚の塩焼き・酢の物・ビワ  

さんま
厨房はさんまオン・パレード!

新顔さんが増えていることもあり、定額給付金についてアンケートを実施することにしました。
きっかけがなければ、踏み込んだ会話をすることはなかなか難しいもので、アンケートはとてもよい機会になりました。
個々にお話をうかがってみると「給付金について知りたい・・・いろいろ事情があるねんけど、もらえるやろか」、あるいはどう考えても生活保護の申請が必要な方など行政機関への“つなぎ”が必要な方が13名も!

「どうせあかん」
「誰に相談していいかわらない」
「何を持って行ったらええのかわからへん」

こうした方々の言葉に対して「自分の身は自分で守れ、人任せにしているから当たるものも当たらないのだ」と給付金を得る術を持たない人たちが悪いかのような風潮さえあります。
「できない人は甘えている」のでしょうか。

6月、レインボースタッフに救援を求めて来られたAさんは、「11歳から働いていた」と話されました。家計を助けるためにアルバイトの日々。そして中学を卒業して、すぐに料理の世界に飛び込んだそう。
(料理人の世界では小学校高学年、中学を卒業する前から働いていた人も少なくなかったそうです。)

しかしAさんは40代で体を壊し、働くことができなくなりました。
「働いたのは30年(11歳から40代まで)。子どもの頃は別にしても、11年分は厚生年金をかけてもらってたはずなんだがなぁ」。
60歳を過ぎて年金を調べてみると記録が全くありません。
「働いていた店の親方に問い合わせたら“忘れとった”ですわ」。

なんとか病気と共存しながらできる仕事を探そうにも、11歳からひとつの業界でしか働いたことのないAさんに“できる”仕事は限られていました。しかもそうした仕事には体力が不可欠で、持病のあるAさんが働くことは困難でした。

家族を支えるために、早くから大人の社会で働いてきたAさん。もちろん働く場所が学校になることも少なくありません。でも多くの場合、教育の機会を「労働」に引き換えてしまったことで、社会に適応していくための知識やスキルにいくつもの“ほころび”ができてしまいます。

「知らない」ことが人を社会から遠ざけ、あらゆる孤独を生み出してしまいます。

甘えて何もしないのではなくて、「知らない」→「できない」→「誰かの手を借りないとできない」→「誰に聞いていいかわからない」→「あきらめて何もしない」・・・こうしたサイクルの中にいるのかもしれません。

| 活動記録 | 22時55分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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